どついたるねんのレーベルヘッドであるキングレコードの宮本さんから連絡を貰ってMVを撮る事になった。
それまでもどついたるねんは2本MVを撮ったことがある。
その後どついたるねんはメジャーデビューした。すごい。
メジャーってことでやっぱり全然違ったのは、相談が出来るということ。いままではどついたるねんを撮るにしても自分でできる範囲の事しかやろうと思わなかったけど、今回は、こういうのやってみたいんですよ、とか、これこれが必要かもしれないです・・・って相談してみたらとりあえず動いてくれて、結果すべて実現してくれて、本当にありがたかった。
曲をもらって曲調や歌詞を聞いて、まず、女の子を出したいなと思って、しかもその場合どつのメンバーは出ないくらいを考えた。曲(というか音からのインスパイア)の事だけで考えたらそれが合ってるなーと思って。
女の子を出して、メンバーも出して、ってした時の仕込み臭さや演技の感じはそもそもあんまり好みじゃないのでやりたくないし。
技術も無いから凝ったことをやるよりは一本の芯で貫いて真正面でやるしかないし。
でも映像を女の子1人だけで成立させようと思ったら、そーとーすごい女の子じゃないとダメだよなー。
POPでキラキラしてて、でもちょっと影のある感じ・・・。青春を感じる女の子。
うーん・・・。能年玲奈ちゃんとか・・・???
と、うだうだ考えたりネットをみたり。
探しはじめて数時間後、ミスiDにいました。イメージどおりの超絶かわいい美少女が・・・。
なまえは兎遊ちゃんといって、写真で見ただけでももはやイメージ以上の超絶美少女なんだけど、中国とインドネシアのハーフで5年前まで中国に住んでたというのもマジで最高。
すぐさま宮本さんに連絡してコンタクトをとってもらって、あとはいけるかどうか運を天に任せてお祈りです。
もうすでに頭の中では兎遊ちゃんで話を進めてて、どういう内容の物をどうやったら撮れるかをずっと考えてたので、出演が無理だったらマジでどうしよう・・・って心配してたけど、締切6日前に宮本さんから電話で「兎遊ちゃんいけました」と聞いた瞬間、「勝った!!!」と言ってしまったw
撮影は締切3日前。スケジュールがなさすぎるが、俺の中では勝算しかないぜ!!!!
いやほんと俺が神様にお祈りした時ってだいたいいつもいけるんだよねー。とか意味のわからない自画自賛をしまくりつつ。
さっそく新製品のGH5sと、レンズもLEICA DG NOCTICRON 42.5mmという20万くらいする良さ気なヤツをレンタルした。GH5sは最近でたばっかでかなりの性能で、C4K 60fpsで収録できるスグレモノ。とにかく俺はカメラはほぼ素人で下手なので、それだけに最強の画質で撮りたい。4Kで撮ってるのも後からなんとかしようと思った時に対応できるから。あとは自分はピントもあんまり合わせられないのでAF(オートフォーカス)も重要なんだけど、GH5sはすいすい合う感じですごかった。多少AFのクセにこっちが合わせないといけないけど、それに慣れればほぼ合う。
衣装は奥さんが知り合いだったFUTATSUKUKURIさんにぴったりの物を運良くリースさせてもらえてよかった。
前日に奥さんと
ロケハンにいって、とにかくこの撮影前日の段階でアイデアを頭の中でまとめて、ちゃんと中身を詰めれたので良かった。
まー女の子がふつうに最強レベルだしそのまま撮ればいいだけなんだけど、言うても全ては細かい部分の積み重ね。レンズ選びからカメラの設定、フレームレートに画質、カメラワーク、フレーミング、体の動かし方から、相手への指示を出すタイミング、などなどいろいろ全部把握してないと撮れないのでめちゃクソむずかしかったwww
でもめっちゃ練習したし、準備万端だぜ!!!!???
でもここからが本番だからなー。。。
当日は・・・本物の兎遊ちゃんは本物の美少女で天使すぎたりしたのは置いといて、
カメラを回しはじめてからは2時間もかからずサクッと終わって、良いのが撮れたー!ってなったんだけど。
でもやっぱ、演出(というかコミュニケーション)としてはまだまだ自分の未熟さを痛感したなぁー。
この撮影でわかったことは、
自分のやりたいことを相手に伝えるのも大切だけど、それは相手のいいところを引き出すという事ありきの話。
人生訓バリにめっっっっっちゃ勉強になった。
この仕事はほぼ毎回初対面の人とやるからめっちゃむずかしいけど・・・。
撮影のスタッフから演者まで、良い空気づくりからやりたいという気持ち。それができたらすごくいい映像が撮れるし、自分のやりたいことだからがんばろ。
なんせ出来るうちはカメラも自分でやるのが1番ええわ。
ニュアンスがめっさ変わってくるからなー。
んで家に帰ってさっそく編集。
今回はメインのカットは1カット撮影してるし、ラストの走ってるとこも1カット、あとセリフ部分と踊りの別撮り部分の計4カットしか撮ってないので迷いもないし、むしろハッキリ言って編集は楽しかった。いやね、実写の編集はほんと楽しすぎるよ。ご褒美ですわ。
カットして、色味をつける。
今回はほぼそんだけ。
すぐ終わった。
(後ろにきもいジジイが写り込んでたので持ち前のCG力で抹殺してやったわ!!!!コッチのほうが時間かけたくらい。でもそれでクオリティがめちゃあがった。)
そういう感じだった。
とっても気に入っている。
ポカリのCM来るなコレわ。
余談
(コレを撮ってわかったけど、ちょうど一年前くらいに撮った柴田さんのやつ、本当に最強の動画だと自分でも思うけど、あれはもうほんとに100%柴田さんの力だったんだと理解した。なんか、俺が撮ったぞ!みたいに勘違いしてたけど、俺は単にカメラを持ってただけや。あとは全て柴田さんが本人のセンスや表現力や曲への気持ちで作ってくれたんだな。。。本当にすごいっす。スーパー天才!!!!!)