場の空気ってちゃんと制御しないとダメだなーと思う。
昔、京大の吉田寮ってとこのスペースで、みんなでライブイベントをやろうとした時があった。
ステージをみんなでワイワイ組んだりリハをやったりしていろいろ楽しかったんだけど、イベント前日に寮生からクレームが来た。
クレームの内容は、イベントでトラブルがあった場合どういう対処をするのか、って感じ。
というのも、その前に誰かがやったイベントでトラブルが起きて、警察沙汰になってしまったことがあったらしく、吉田寮は自治がモットーなので警察とかは絶対にダメなのにそういう事になってしまい、そのモットーが外部の人のイベントによって侵害されてしまって、寮生からするとはた迷惑というか有り得ない事だったので、次にイベントをやろうとしている俺らにクレームを入れてきた、という事だった。
そんで急遽みんなで集まってミーティングを開いた。
夕方に集まって朝まで話し合って、結果から言うと、多数決によりイベントは中止することにした。
その時のことはすごい勉強になった。
会議とかでみんなで話していると、元々の議題ではない全然関係ないとこまでいつの間にか行っちゃったり、声の大きさとか態度とかキャラクターで発言権が決まっちゃってて、もうその発言権のある人達が喋るの待ちみたいになってたりして、マジで意味がない事に結構すぐなっちゃう。
そのイベントのクレームの時も、今考えたら、「なるべくトラブルが起こらないように善処する」と言うだけで良かったんだと思う。なぜなら、俺たちはトラブルを起こしたイベントのメンバーではないし、まだ起こっても無いことに責任を取る必要もないし、トラブルが100%起こらないと断言することは出来ないけど、起こらないように最大限努力するしかない、から。
しかも、クレームを入れてきた寮生も、イベントを中止させる権限なんてそもそも無い。ただ自分が疑問に思ったからクレームを入れてきただけなのだ。単なる注意喚起だった。
でも当時のミーティングでは、まったく答えが出ず、その寮生にも何と言えば納得してもらえるのか全然わからなかった。それも当たり前で、まだ起きてないのだから、100%の答えなんかもちろん無いし、そもそもその寮生を納得させる必要もあんま無かった。
でも俺たちは『何をどうすればいいんだ・・・』って悶々と延々と考えて、しまいには中心メンバーの女の子が
「もう私は誰かを傷つけるのはイヤー!!」
とか言って号泣しだしてしまった。(もちろん俺たちはトラブルを起こしたイベントのメンバーでもないどころか、まだ何もやっていないので、誰も傷つけていない。)
だけど結局俺たちはその空気に流されて、多数決でイベントは中止する事になった。
俺も中止に手を上げてしまった。完全に場の空気に流された!
中止になった後も、答えは出てないので何度もそういうミーティングが続いて、すっごいめんどくさい事になっていったんだけど、俺はそこの中心メンバーじゃないし、考えも無かったので結局発言権のある人が何か言うのをひたすら待つだけだった。
あの時間は不毛だったなー。
あれから15年位たって大人になって、仕事も基本は一人でやっているし、ちょいちょい経験もしてきたので、誰かに意見を黙らされたとか場の空気で望まない方向にいかされたとかそういうのに悩むこともほとんど無いんだけど、あの時の経験はすごく役立っている。
場の空気をちゃんと制御して、何を話し合うべきなのか議題を常に見失わないようにしないと、めっちゃ無駄だと言うこと。
場の空気に流されると後悔するということ。
場の空気に流されると後悔するということ。
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